KISANA LINES
「いさな」は「鯨魚」と書く、くじらを表す日本の古い言葉。
KISANAは「木 KI」と「鯨魚 ISANA」の造語。
ニュージーランドの先住民マオリの伝説に、
海の神様の「くじら」と、森の神様の「木」が、
お互いの体を交換し、仲良くすることで、
「海」と「大地」を守り続けたというお話があります。
世界中の物語で、虹色に染まった「いさな(くじら)」の吹く潮が、
七色の葉をつけた「木」となり、空を超え、時を超え、
いつか、未来の子どもたちまで届きますように…
そんな思いをこめて、オーストラリアの先住民アボリジニが
「歌」で「教え」を伝えることをSonglines と呼んだように、
このプロジェクトをKisanalines と呼ぶことにします。